メタボリックシンドロームとは?

近年「メタボリック」という言葉をよく耳にすると思いますが、正式には、メタボリックシンドロームといいます。
この語源となっている、「メタボリック」とは「代謝」という意味で、「シンドローム」とは「症候群」という意味です。また、メタボリック症候群とも呼ばれています。
メタボリックシンドロームは、今や中高年の男性の2人に1人、女性の場合でも5人に1人に見られる症状で、その数は、1000万人以上だと言われています。
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・高脂血症のうち2つ以上を合併した状態のことをいいますが、WHO、アメリカ合衆国、日本と、診断の基準が違います。以前は、『シンドロームX』、『死の四重奏』、『インスリン抵抗性症候群』、『マルチプルリスクファクター症候群』、『内臓脂肪症候群』などと呼ばれていましたが、これらを総合した概念をメタボリックシンドロームと呼んでいます。
最近の研究で、肥満症や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、内臓脂肪型肥満と呼ばれる肥満で、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満が原因であることがわかってきました。
これによって高脂血症、高血圧、高血糖などさまざまな病気が引き起こされやすくなり、高脂血症、高血圧、高血糖が重なってくると、動脈硬化など、危険な状態へと進展してしまいます。
2005年の春に、日本内科学会から、「メタボリックシンドローム」の診断基準が発表され、多くの医療機関で注目をされて治療の対象として考えられるようになってきました。

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