メタボリックシンドロームはなぜ怖い?

日本人の三大死因は、がん、心臓病、脳卒中で、中高年がかかりやすい生活習慣病の代表といわれています。その中でも心臓病と脳卒中は、動脈硬化が要因となる病気で、現在、日本人の死亡原因の約3割は、動脈硬化によって起こる「心臓病」と「脳卒中」といわれており、これらの病気にかかると、たとえ死亡は免れても、重い後遺障害が残るケースが少なくありません。
メタボリックシンドロームになると、動脈硬化の危険因子である「肥満症」、「高血圧症」、「糖尿病」、「高脂血症」を重複して発症していることがあり、これら危険因子の重複により動脈硬化のリスクが高くなります。
また、糖尿病、高血圧症、高脂血症などの一歩手前の段階であっても、内臓脂肪型肥満をベースに危険因子を重複することによって、動脈硬化を進行させ、心臓病や脳卒中といった病気を急速に招くことが最近の研究でわかってきています。
このように、メタボリックシンドロームによって引き起こされる病気の発症の危険性は、危険因子の数と大きくかかわっており、危険因子が重複するほど心臓病等の発症の危険性が高まります。
日本の企業労働者12万人を対象とした調査では、軽症であっても「肥満症」、「高血圧症」、「高血糖」、「高脂血症」の危険因子を2つ持つ人は、これらの危険因子をまったく持たない人と比べると、心臓病の発症リスクが10倍近くにもなり、またこれらの危険因子を3~4つ併せ持つ人では30倍以上にもなることがわかっています。
また、体格が肥満化することによる運動不足や、摂取カロリーの増大などの悪循環が生まれやすく、一度これらの症状になると、治療が困難になります。そこで、予防することの重要性が注目されるようになっています。メタボリックシンドロームを予防するということは、動脈硬化性疾患などの予防にもなり、充実した健康な生活に大変重要な要素となっています。

メタボリックシンドロームの危険性に関する質問

メタボリックシンドロームの危険性 メタボリックシンドロームの診断基準

朝刊にメタボリックシンドロームの診断基準という記事が載ってますが、その基準の内、空腹時血中血糖値が110mg/dlとなっており、一方60歳以上の正常値が110mg/dlとのことから60歳以上は他の条件が1つでメタボリックシンドロームの危険性が....

  メタボリックシンドロームの診断基準の詳細


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