メタボリックシンドロームの危険性や判断基準、特定健診制度や労災保険給付について
最近の研究により、『メタボリックシンドローム』と密接に関連しているタンパク質「アディポネクチン」があります。
アディポネクチンは、脂肪細胞自身が分泌している善玉物質で、大阪大学分子制御内科学教室で脂肪細胞について研究中に発見された脂肪細胞で分泌されている未知の物質です。
アディポネクチンは、標準的な体格の人の血液中には多く存在していますが、内臓脂肪が増加すると反対に減少することが明らかになりました。
人間の体内には「サイトカイン」よ呼ばれる、免疫や炎症、生体防御などにおいて重要な役割を担っている多くの種類の物質がありますが、免疫の反応などによって、細胞から体液中に分泌されるタンパク質で、分泌されたサイトカインは細胞に働きかけいろんな生理的な効果をもたらしています。
それらのサイトカインの中でも、「アディポネクチン」は血液中の含有量は桁違いに多く、血管が傷ついているところを見つけると、すばやく入り込んで修復します。
血管に影響を及ぼす原因には、血圧や血糖値の上昇、タバコや悪玉のアディポサイトカインなどいろんな要因がありますが、これらによって体内の血管は少しずつ傷つけられています。
私達の体内では、この様な善玉物質のおかげで自然的に修復が毎日行われ、血液中のアディポネクチン量を一定に保っておくと動脈硬化の進行を遅らせることができます。しかし、メタボリックシンドロームになると、この善玉物質であるアディポネクチンの分泌量が低下し、健全な修復作業が妨げられ、動脈硬化などの病気を発症する恐れがでてきます。
そこで、アディポネクチンを増やすことが重要になりますが、そのために一番効果が大きいのはウォーキングなど適度な運動といわれ、数ヶ月で効果が出てきます。ウエストのサイズが小さくなると、アディポネクチンの分泌量が増えたと考えても良いといわれています。また、大豆を食べると血液中のアディポネクチンレベルが上がることも分かっており、大豆に含まれるタンパク質が脂肪細胞の中にあるアディポネクチンを合成する機能を高めるようです。
その逆に、喫煙はアディポネクチンの合成機能を弱め、ネズミを使った実験では喫煙後12時間で20%低下する結果も出ています。
この様に、メタボリックシンドロームを防ぐうえで重要な要素であるアディポネクチンですが、アディポネクチンは糖尿病などを抑えたり、がんの増殖を抑えるなどの研究も進んでおり、健康に関して大きなキーワードとなりそうです。
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運動しなくても内臓脂肪を効果的に燃やす食品ってありますか?ビタミンミネラルが多い食品とかカフェインとかカプサイシンかなと思うんですが、ネットで調べるとカルニチンとかコエンザイムQ10いう栄養素が燃やすとかいてありました。友達と運動しなくても内臓....